ORESAMA「銀河 -Dressup cover-」:新たな装いで自らをリメイクし、2020年の生命を吹き込む

fujiokashinya
3 min readJul 30, 2020

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2020年4月に予定していた新曲のリリース・パーティーを中止せざるを得ないなど、なかなか思うように活動ができなかったORESAMAですが、新しい企画が水面下で進んでいました。それが「Dressup cover」というセルフ・カバーの企画です。第1弾として、「銀河 -Dressup cover-」がYouTubeで6月に公開されました。

「銀河」は2016年にシングルとしてリリースされました。今ではミュージック・ビデオまたは2018年のアルバム『Hi-Fi POPS』で聴くことができます。その魅力は、レトロな印象を与えるシンセサイザー・サウンドや、歌声の魅力や切なさを感じる美しいメロディにあります。

「銀河 -Dressup cover-」では、メロディの良さは活かしつつ、ダンス・ミュージックらしさを強調します。「踊り足りない。もっと踊ろう」といわんばかりに心を煽り、身体を刺激するエレクトロニック・サウンドが魅力的です。

ORESAMAはファンクやエレクトロの要素を盛り込んだポップスを得意としていますが、曲によってはアレンジを2010年代のEDMに寄せます。また、ライブの中盤にはEDMを流すDJタイムもあるほど、ORESAMAの音楽スタイルにはEDMとの高い親和性が見られます。「銀河 -Dressup cover-」にもEDMの要素が組み込まれています。

ORESAMAでEDM系の曲が増えてほしいと思っていたところに届いたこのDressup coverは、まさしく我が意を得たり、渡りに舟です。…という個人的な満足はともかく、EDMに限らず多彩なサウンドでORESAMAワールドを拡げるこの試みを、全力で楽しみたいと思います。

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Written by fujiokashinya

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