David Guetta「Dangerous [feat. Sam Martin]」:ベースの音に誘われて、音の世界に沈み込む

fujiokashinya
2 min readMar 23, 2019

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David Guetta

David Guetta「Dangerous」は、2014年にリリースされたアルバム『Listen』に収録されています。ボーカルをとるのはシンガーのSam Martinです。リリカルなピアノの音から始まる曲は、冷たい指で肌をなぞるような、奇妙な緊張感を漂わせます。

ファンクの色が濃いギターとエモーショナルな歌声は、Daft Punkの「Get Lucky」に似ていると言えなくもない。ただ、最初に「Dangerous」を聴いたとき、僕はYESをイメージしました。Sam Martinのボーカルは、ところどころでJohn Andersonを彷彿とさせます。高音を聞かせるところが特に似ているかなと。

色気のあるベースですよね。ベースがしっかりしていると曲が締まり、イメージが膨らみます。エレクトロではベースは生命線。ウワモノであるシンセサイザーやギターを生かすも殺すも、それはベース次第と言えるかもしれません。ロックやポップスに比べてベースに注目することが多いのがエレクトロです。ベースが気持ちいいと、曲の世界に入っていきやすい。

また、「Dangerous」のExtendedも公開されています。サウンドの魅力を長く楽しめるぶん、オリジナルに比べて音の世界を深く堪能することができます。

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